4月23日、第31回日本医学会総会にて、「女性の健康課題を考える〜トータルヘルスケアを目指して〜」というセッションが開催され、代表の池田裕美枝が「わたしのからだだから〜Sexual Reproductive Health and Rights〜」というタイトルで講演しました。
SRHRが誰にでも保証される社会を作ることは、国連が提唱するSustainable Development Goalsのゴール5男女平等のなかの、ターゲット5.6に掲げられています。そのターゲットが達成されているかどうかの数値目標として、国連が掲げた「からだの自己決定権尺度」があります。
49歳以下の既婚女性で、「避妊について自分できめている」「セックスしたくないときにはNoといえる」「自分のヘルスケアは自分で決められている」の3つすべてにYESと答える人の割合。これが、からだの自己決定権尺度です。
日本でおこなわれた約3000人を対象にしたオンラインアンケートでは、この割合は52%。なんと、途上国57カ国の平均を下回っていました。
つまり、私達の社会はこれから伸びしろしかない!ということです。私達の社会が、私たちの文化背景に即した形で、ひとりひとりののびのびとした生き方を尊重できる社会になるために。SRHR Japanはこれからもたくさんの対話を重ねていきたいと思います。
詳細については、オンデマンド視聴がある予定ですので、おまちください。